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2010.05.08

小辺路(こへち)へ

ゴールデンウィークの4、5日、熊野古道のひとつ「小辺路 (こへち) 」の一部、高野山から野迫川村を歩く。
遠い昔、熊野を目指してこの路を歩いた人々を思った。
遠くの山々の向こうにある、見えぬ熊野大社を思いながら、地図はあったのだろうか、水や食べ物は?
雨風はどのようにしのいだのだろう・・
そして、どのような顔で春はうぐいすの声を聞き、桜や道に咲くスミレに心和ませたのだろうか・・・
道中、心細くはならなかっただろうか・・
私の歩いた距離は、熊野までまだ2つの峰を残す道のり。残りの道はまだ丸2日かかるという。
春に霞む峰の連なりを眺めながら、この古道の上を過ぎていった誰かのことを思い、よくわからないけど涙か出た。


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しかし、、しかし、、、
今回の道中・・・最終局面を迎え、なんと・・・・・道を間違え迷い子になった!
運良く野迫川の役場で働くイサクさんという方が声をかけてくださり、夕暮れせまる路の途中まで宿のご主人とリレーで私たちを運んでくれたのでした。
トホホ・・・

6月の末頃には蛍が見れるという、清らかな川の前にある「民宿 かわらび荘」がこの日の宿。
晩ご飯は鴨鍋、山菜の天ぷら、アマゴの塩焼き。
思い出すだけでアノすばらしい鍋のお出汁が口の中に蘇る。。あぁー もっかい食べたいっ!!!!!
シーズンには猟師として山に入り狩りをされる宿のご主人は、とにかく心地よい距離感で私たちが無理なく楽しい旅の時間を過ごせるようガイドしてくれた。
また再び訪れたい場所ができたことが、今回の旅の収穫のひとつ。
いつか、もう少し時間を作って熊野大社までの道のりを踏破したいなー。
強いパワーを感じる森は、どこかで誰かがじっとこちらを見ている気配がする。
熊野大社の近くにもこのような空気があった。
静かな緊張感。
こういう気持ち、時々感じることはとても大事だと思う。

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 旅人の道中を笑顔で見守るお地蔵さま。日本の小銭に混じり外国のコインも・・


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『民宿かわらび荘』の猟犬、ハナさん。


通過点の高野山でも、行きにはこの春から家業を継ぐために大阪から高野山に戻った元同僚のNさんにも会え、帰りには高野山の奥ノ坊から霊園の広がる森をたっぷり散策もできた。
霊園には、たいして歴史に明るくない私の知識でも、すぐに「あぁ、アノ・・」と思い当たるような戦国時代の武将や歌舞伎役者のお墓、日本を代表する企業の慰霊碑などが点在している。
これもまた 「つわものどもが夢のあと・・・」だ。
小国とはいえ、1人の人間のサイズから見れば広いこの日本の中でここまで名だたる人々の鎮魂の場として選ばれる高野山はやはり特別な力を持つ地なのだという気がした。

色んなことを知ってるつもりで、私の知識や経験なんてホントにちっぽけなもんなんだとあらためて思う旅になった。
まだまだ色んな経験や新しい世界が待ってるぞっ。
いっぱい いっぱい楽しもうっ☆




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Posted at 01:08 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
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